昨日ちょっとの期間だけということで、福岡市のあるスポーツクラブの正会員になったんだけど、そのとき提示されたのが二つのカード。
色は一つはゴールドでなんでも県内のほかの関連施設が利用できるらしい。もう一つはシルバーで、そこの場所だけで利用できるカード。ジムの利用については、いつでも使えるバリバリコースとか夕方だけのコースとかいろいろあるんだけど、ゴールドカードでは将来ほかのコースに変更するときに費用が追加されるらしい。でもそれはコーヒー一杯ぐらいの料金。応対してくれていたスタッフから、どちらでもいいということをいわれたので、「ゴールドじゃないほうを選ぶ人はいるの」って聞くと、急にそのスタッフ、態度を硬化させ「はい、います」と声を少し荒らげる。
なんでもそこの施設だけにしか来ないからっていう人もたくさんいるとのこと。ほとんど同じ料金だから使うか使わないか分からないけど、少しでも利用価値がある方がいいのになぁって思ったんだけど、なんだかスタッフの態度に押されてそれ以上追求はしなかった。
で、思い出したんだけど、オヤジが斧を池に落として、女神が斧の種類が金か銀か銅かを問う昔話があったよなぁ。
あれってどれくらい欲が深いのかをはかりに掛けられるわけだけど、ひょっとしたらボクもそうだったのかしら。
ジムのスタッフ 「やっぱり少し欲張りじゃないですか」
院長 「そんなことはありません。いつかは分からないけど、ほかのとこも使うかもしれないし」
ジムのスタッフ 「そんなことをいっても、使わない人が多いんです」
院長 「いや、使わないなら使わないでいいんです」
ジムのスタッフ 「分かりました。じゃあこちらが”ニゴールド”です」
院長 「ゴールドじゃないんですか」
ジムのスタッフ 「心が二ゴールドカードで、コースは欲バリバリコースということで」
院長 「…はい」
でもやっぱりゴールドがいいと思うんだけどなぁ。