県医師会の会報というのがある。いろんな情報が載ってるんだけど、そのなかの一つに県医師会へ相談されたことを紹介するコーナーがある。今月号のタイトルは、「医療機関のサービスが悪い」というもの。
患者からの苦言ということで、こんなことが書かれてあった。
「現在かかりつけの医療機関では、受付開始が9時となっているが、8時30分にならないと入り口の自動ドアを開けてくれない。
また待合いに置いてあるティッシュも、街で配られたようなポケットティッシュが置いてある。(中略)
待ち時間にもお茶やお菓子も出してくれない」云々。
医師会窓口の担当の方が、いろいろ説明したけど、「納得されないまま電話を切られた」そうな。
とんでもない意見だ。患者のわがままそのものじゃないか。
うちなんかは、9時から診療だけど、その時刻に患者らしい人影が待合いにあることは、月末ぐらいだ。どこの具合が悪いか聞くと、集金に来たという。
こちらの具合が悪くなりそうだ。
もし早く開けて患者が増えるようなら、夜中からでも開けるだろう。そうじゃないから、遅く開けるのだ。いっそのこと、診察券の診療開始時刻を「9時ごろ」と印刷し直したいぐらいだ。こうしたつらさが、この患者は分からないらしい。
”待合いにポケットティッシュが置いてある”だって?いいじゃないか。なにを考えて患者をやってるんだ。患者だったら、どんなカミにもすがるのが当たり前だろ。
ましてやお茶が置いてない?お菓子が出ない?
とんでもないわがままな人だ。たとえば鉄剤を飲んでいると、お茶は鉄の吸収をジャマするので、ダメなことぐらい、患者歴が長そうだから知ってるはずだ。せめてポカリスエットぐらいがいいに決まってる。
お菓子もそうだ。これじゃ和菓子か洋菓子か分からないじゃないか。
だいたい、グリコの”ビスコ”が、ビスケットと酵母の”コ”の字をくつっけたものだと知ってるのか。
グリコのホームページにちゃんと書いてある。
それくらいお菓子の知識をつけてから文句をいって欲しい。それが理解できれば、ついでになぜ、”コウボスケット”にしなかったのか、グリコにクレームをつけてから、医師会に乗り込んで欲しかった。
こんなわがままな意見は、とうてい認められない。
ということで、さっそくポカリ(薄めたやつ)と、和菓子か洋菓子か分からないコーヒー大福くらい、待合いに置くことをスタッフと検討することにした。
結論が出るまで、5,6年かかる予定。
アホ相手の職業選んでしまったってことで我慢してください。w
TBの仕方を忘れちゃったみたいで、うまくいきません。
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