トラさん路線


 結局、一番書きたかったページが最後に残ってしまった。このHPをアップロードしたのは11月中旬。この間なんでHPを作ろうと思ったのか、ぼんやりとだが、考えていた。クリニックのページでは診療の紹介を中心にその動機を書いたが、それはそれでホントのこと。ただもっと自分のなかに別の動機があるような気がしていたのも事実。


 そういったわけでなにやらまとまりのない院長室を作ってはみたが、やはり思ったとおりまとまりがない。院長室を訪れてくれた人に感想を聞いたら、いろんな趣味がある人だと分かったといってくれた。まぁ悪印象は与えないですんでいるようだが、そういうところで納得していいのだろうか。たとえば格闘技のコンセプトだからといってタイガーマスクがボクシンググローブをつけ、まわしを巻くと、やっぱりしっくりこないよなぁ。
 よそさまのHPを見てると、情報を流しているサイトは別にして、プライベートなものは、結局常日頃の思いや日々の行動を書いておられるようだ。あるパーティでご一緒したことがある井上はねこさんにいたっては、今の時代にどんなものを食しているのかを記するためにと、日々口にしたものを写真に撮ってHPに公開されている。誤解のないようにいっておかねばならないが女史は、女性の社会的立場を向上させる活動をされておられる編集者で、食事の記録はサイトのごく一部である。そうではあっても、うーん微妙かなってカンジ?
 問題を別の視点から考えてみる。インターネットなんかなければ、なにか世にアッピールするような行動を取っていただろうか、半紙に院長室の絵でも描いて駅あたりで道行くひとにくばっていただろうか。答えはノーだ。労力だけの問題でもない。だれかおせっかいなひとがいて絵を描いてくれたり、配ってくれたりしてくれても迷惑なような気がする。いや絶対いやだ。
 じゃあネットならなぜ許せるのか?すこし考えてみたところ、以下のようなアイデアが浮かんできた。「フーテンの○○さん」の映画を想像しよう。どこかの映画好きが気に入ったからとビデオをただで各家庭に配ったとしたら、なぜだろうといった疑問を含め、いろんな意味で多くは迷惑と考えるのではないか。とはいってもテレビで放映されていると、ときに見る、というか、ながめることもある人も多いのではないか。
 ネットで個人情報を流すというのはこういう関係にあるんじゃなかろうか。押しつけでなく、気に入ってくれたひとがながめてくれればいい。
 なんだか書いててちょっぴりトホホの気分だが、「タイタニック」のような感動巨編を作れるわけでもなく、せめて「フーテンの○○さん」のように人畜無害の姿勢をHPの基本としよう。
 で、なにを院長室で展開すればいいのかというと、やっぱり分からない。ひょっとしたらタイガーマスクにグローブやまわしに加え、剣道具や柔道着やヌンチャクなどいろんな格闘技グッズを持たせたら、それはそれで魅力あるキャラになるのかもしれないなぁ。

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