パレイドリア


 「人は怒った顔のクルマを好む」という題の記事があった。そこでパレイドリア(pareidolia :変 像)という名前を初めて知ったのだが、錯覚の一種で見た物が実際のものとは違う何か他のものや人 などに見えたりすることを意味するらしい。
 カミさんが鬼に見えたりビールがキリンに見えたりするようなものだろう。


 人の持つこのパレイドリアの特性をクルマの開発に役立てられないか研究しているオーストリアの研究者らがいる。
 彼らは2004年と2006年の間に世に出た38の乗用車モデルを評価してくれるように20人の男性および20人の女性の被験者に依頼した。やり方は一目で人間の顔から推論できる、対象が持つ成熟度、性別、姿勢、感情および個性をスライディングスケールで評価するというものだ。
 結果、参加者の多くは、横柄で、怖い顔のクルマに好意を抱いた(たとえば写真下のBMW)。一方明るい顔つきのクルマにはあまり賛同が集まらなかった(たとえば写真下のトヨタプリウス)という。
 もちろんそのお国柄というのも関係してくるはずで、乗用車になじみが薄いと考えられるエチオピアの人たちを対象にさらに研究を進める予定らしい。
 さてさてこの国の嗜好はどんなものか、こんなので試してみたらおもしろかも知れないぞ。


ネタ元
People Love Angry-Faced Cars

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