工作員


 今夜、1987年に起こった大韓航空機爆破事件の主犯、キムヒョンヒの再現ドラマがあっていた。キムヒョンヒが金さんの国の工作員として訓練されるところから、事件にいたるまで事実を元に忠実に再現しているようで、興味深く見た、というかメモしながら見ている。
偽装パスポートで日本人になりすまし足跡を極力追われないように、金さんの国から東欧を経て、中東へ。そしてまたローマへもどり、また中東へ向かう。そしてバーレーンで乗り換えの際、それまで乗ってきた飛行機のなかに爆弾をしかけたのだけど。


 事件の被害に会われた関係者には誠に気の毒だけど、その計画はかなり、幼稚というかずさんなように描かれていてなにか滑稽でもあった。まぁ金さんにもいろいろ事情があったのだろうけど、いくつかの実際の写真とか資料を提示していたのできっと事実だと思う。
 そのずさんさの一つ。爆弾を仕掛けたあと、バーレーンで金さんの国へ戻る手はずをするとき、その日が日曜日だと気づく。航空会社が閉まっているんじゃないかとあわてるわけね。
 でもね、中東じゃ金曜日がお休みの日らしい。で勘違いのなか、バーレーンに宿泊しているうちに足跡を追われ、不審者として逮捕されたということらしいけど。
 それで、最初のうちは日本語しか分からない振りしてごまかそうとしたみたいだけど、そうとう臭く、韓国へ連れられていくわけ。
韓国警察関係者「あんた、ほんとうは何人ね」
   キム「日本人」
警察関係者「あんた、なんですぐ逃亡しなかった?」
   キム「金が正に日だって知らなかったのよ」
警察関係者「いまなんていった?」
   キム「金、正、日。…あっ」

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