ゲームの理論


起きたときは曇りで、昨日の予報では雨が降らないとのことだったので、チャリの準備をしてドアを開けると雨だった。じゃぁ本でも読みながら固定バイクをこごうかと昼からジムに向かう。着いていざ本を取り出すと間違って持ってきたことが判明。「20世紀の五大定理」とかなんとかいうやつで、先週図書館から借りて来たもの。仕方なくその本をひもときながら汗を流す。
最初に出てくるのがゲームの理論。もちろん解説本で、結構わかりやすく書いてある。さわりのところしかないが、その辺りはボクもまぁまぁ知っているので、こぎながらでも楽しめた。


「ゲームの理論」というのは、双方が「お互いにより多くの成果があがるように行動する」という前提に立ったときの行動の分析。たとえば、いわゆるキューバ危機でケネディとフルシチョフのとった行動などを分析し、ほかにも同じようなパターンがあればより損失が少なく、あるいはより利得が多くなるように行動を決定づけられる可能性があるんじゃなかろうかと探るもの。
というわけで、この理論、経済を初めとしていろいろなところで使われているみたいだけど、やっぱり非常に多くの人が絡む世の中の動きには、ちょっと無理じゃないってのが正直な感想。
理論の創始者であるフォンノイマンさんの、ミニマックス原理あたり(ここらへんを参照)だと、なんとなく理解できるけどなぁ。そこから発展した理論で軍事戦略を立てたアメリカは、ベトナム戦争でこてんこてんにやられたんでしょ。
当時はコンピューターが発達してなく、検討するファクターが少なかったから現実に適応できなかったんだというような擁護意見もあるようだけど、素人考えで、カオス的動きを示す世の中なんてのは、それこそ天気予報より当たらないような気がする。
イラク攻撃に対しホワイトハウスの方々は、どんな智恵を持ち寄り戦争に持ち込もうとしているのだろう。なにやら分からない理論をもとにしたコンピューター予測値だけは使わないで欲しいけど、やっぱそんなことありえないだろうな。
せめてコンピューターに命の重さぐらいは正確に計算させてやって欲しい。もちろん命の重さの絶対値なんてのは、計算できないけど、相対値は簡単にできる。すべてを 1 にすればいいんだからね。
まさか、ホワイトハウスの方々は自分たちは 1、中東の人たちの重みは 0.4 てな具合にしてるわけじゃないでしょうね。決してイラクの肩をもっているわけじゃないけど、やめて欲しいよなぁ。そんなこと。

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