定理

 昨日はライブがあり、いつものようにヘタな腕前を披露してしまった。で、酔いちくれてしまうしかないなぁということで、これまたいつものように打ち上げではたくさんのアルコールを口にしてしまって。で、今日は二日酔い。でも仲間とバトミントンを約束していたので、昼から公園へと向かう。
 まぁそれなりに打ち返せていたんだけど、二日酔いのためと、曇り天気のなか吹く風にほんろうされて、最後のほうではヘロヘロになってしまって。
 そのときふと思い出したことが今日のメモ。


 高校の時、数学の先生が「馬でも知っている定理」っていうのを話したのね。インパクトのある名前だけど、ようするに三角形の二辺の和は、一辺より長いということ。A地点にいる馬がB地点まで水を飲みに行くときは、ほかのC地点など寄らずにまっすぐにB地点に向かうのは、お馬さんはABの直線のほうがAC+CBより短いということを知っているからというわけ。
 うーん、うまいこというなぁってそのときは思ったんだけど、よく考えるといろいろ動物を使ってその手の表現ができることに気づいたわけでして。
 たとえば「イヌでも知っている定理」ってのはどう?ボールをキャッチするイヌは、上に放り投げられたボールは決して上へ上へと上がり続けるのではなく、放物線を描いて落下してくるのを知っている、なんてね。バドミントンをやってて思いだしたのは実はこの放物線に関連してのことなんだけど。
 ほかにも飛行機が飛ぶ原理になっているベルヌーイの定理なんかは「ハトでも知っている定理」ってのもいいかも。
 でもね、「院長は知らない定理」ってのがあるのよね。
 練習しないといつまでも腕前はあがらないのよっていうのが一つ。それとお酒は飲み過ぎると二日酔いになるんですぅってのも、何年たっても理解できない定理みたい。

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