ブルーライトカットメガネ

日常の診療を初め、かなりの時間にわたってパソコンと向き合っている。最近の目の不調はそのせいかと思い、ブルーライトをカットするメガネとやらを購入した。ブルーライトとはパソコンなどから出るブルーのライトらしい。ネットで調べるとエネルギーをたくさん持っている波長でどうもそれが目やひいては全身のホルモンバランスの不調を来す原因になっているかもしれないというのだ。
まだ評価は確定したものでないようだが、そんなことでは前に進めない。うちのクリニックだってまだ評価が定まっていないのに、患者さんは来てくれているではないか。


ということで使ってはみたのだが、ほんのごくわずかだが確かに視野が少し暗くなってはいる。でもほんとにブルーライトはカットされているのだろうか。
カットされているとすればそれはメガネの表面で反射されているはずだ。そこで実験。
まずパソコンの前にメガネを置いてみた。メガネの表面にはぼんやりとブルーが映っているが、いまいちはっきりしない。
そこで蛍光灯の光を反射させてみた。すると確かにブルーが反射されている。これは太陽光でも同じような現象であった。



ということはブルーライトはパソコンよりそれ以外のものから出ているものが多いということなのか。それともパソコンから出ているブルーライトが特殊なのか。
ネットで調べたら分かるかも知れないが、それよりも重大なことに気づいたのでやめた。
画像を見て分かるようにこのメガネの右側の反射がよりブルーがかっているではないか。ということは左の目にはブルーライトがより多く飛び込んできているということなのだろう。
急ぎ、ブルーレフトカットメガネの購入を検討したい。

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