イヌ派とネコ派

ある科学サイトがこんな記事を流している。ペットを飼うならイヌ派?、それともネコ派?
クリスマスも近いことだし、スタッフのみさなん、浮き足立っているのだろう。大晦日に当番医をやらなくてはならない身としては気持ちはよく分かる。軽い記事でサイトを埋めようとしているのだね。
とはいえお互いきちんと仕事はするはずだ。だから内容を紹介するよ。
ということで、さっそくイヌvsネコのゴングが鳴りました。カーン。闘いは11ラウンド。


1ラウンド。
情報処理能力を示す皮質にあるニューロンの数は、ネコで3億、イヌで1億6000万。ということでネコ優勢。
2ラウンド。
いつから人と仲良くなったかは、イヌが16,000年前、ネコが11,700年でこのラウンド、勝利者はイヌ。
3ラウンド。
人との絆については、イヌは主人がいないときは寂しがるけど、ネコはなんとなくそうでないので、イヌの勝ち。
4ラウンド。
人気度を世界のペットトップ10で比較するとイヌ1億7300万匹対ネコ2億400万で、ネコ挽回。
5ラウンド。
理解度は、たとえばイヌは主の顔を区別できるけど、ネコのそうかもしれなけどデータが不足しているのでイヌの勝ち。
6ラウンド。
問題処理能力は警察犬はいるけど警察猫はいないからイヌの勝ち。おお、4対2でイヌさん、一歩リードか。
7ラウンド。
ネコのゴロゴロ鳴きは人をうっとりさせるけど、イヌのワンワンはそうでないのでネコの勝ち。
8ラウンド。
従順さはいうまでもなくイヌ。
9ラウンド。
ネコはイヌよりいい視力と聴力をもっているので、このラウンド、ネコパンチ命中。
10ラウンド
イヌがプリントされる(カレンダーとか:院長)ために消費される草木は0.84ヘクタール。一方ネコは0.15ヘクタールで、エコに関してはネコがええ子。おお気づけばもう10ラウンド。5対5で向かえる最終ラウンドがペットの王者を決定するのかぁぁぁ!。
運命の最終ラウンド。
どちらのペットが人に有益か。
ネコはストレスを取り除くことができる。おお、そうだ、そうだ。だがイヌは散歩させることで血圧とコレステロール値を低下させ、寿命を延ばすかもしれないぞ。おお、そうなのかぁぁぁーということで勝利者はイヌだぁぁぁぁ。
はぁはぁはぁ、壮絶なる闘いが終わりました。はい、感想をサイトの編集者の方、どうぞ。
The conclusion: Dogs are better than cats, but just by a hair.
(結論:ペットとしてはイヌの方がネコよりいいが、毛ほどの差だ)
はい、分かりました。イヌさんが多くラウンド、取ってますし、それに僅差ですからね。
でもね、どうみても嘘っぽいでしょ。
そもそも毛ほどの差って、どれほどの差なんですか?え、クリスマスモードに入っているから分からないって。
そうですか、ではビールを手にして観戦していた院長、どうですか?


ネタ元
Study proves dogs better pets than cats

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。