X’mas


 今日はあの方の誕生日。科学と宗教に多少なりとも感心あるボクとしては、一言口をはさまないわけにはいかない。彼なら、たとえば地動説をめぐるあの宗教裁判に居合わせたら、惰眠をむさぼっていた僧侶たちを一喝し、きっとガリレオを支持したに違いない。なぜなら彼こそが宇宙に規則性をもたらしたんだから。
 と、まぁこういう風にメモれば、分かっている人は、あの方を、ご存じない人はあの方を想像するのかな。


 月はまっすぐ進んで地球から遠ざかろうとしているのに、少しずつ地球が引っ張るから、軌道がちょっとずつ曲がっていく。リンゴも地球に引っ張られて落っこちる。あ、そうか!というのは彼の有名な逸話。その逸話の真偽はともかくも、月とリンゴが同じ法則で支配されているなんて、とってもすてきだよなぁ。彼はとても変人だったみたいだから、そんなオセンチな気分なんか持たずに、冷静に「それは逆二乗の法則に従っているんだよ」というだけかもしれけど、科学ファンとしてはやっぱり興奮する。身の回りで起こる動きを支配する規則と、遠い宇宙を支配している規則が同じなんだというのは、地上の生物が共通のDNAを持っているという事実と同じくらい感動を覚える。
 なんで物事がよく分かるのかという質問に対し「遠くが見えたのは巨人の肩に乗ってきたからだ」と彼は答えたという。もちろん彼にとっての巨人はアルキメデスやガリレオ.ガリレイのこと。
 うーん、やはりなにやってもしびれるね。科学ファンはみなニュートンファン。
 でも伝記なんか読むと単なるひらめきだけで、ものごとの秘密を解き明かしていったんじゃないみたいだね。一つのことについて、いろいろな実験を繰り返し、じっくり観察し考察することが彼の基本的研究態度だったみたい。だから巨人の肩に乗れたんだね。
なにごとにも一球ニュートンってこと。
 メリークリスマスです。

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