分解酵素Ⅱ


 昨日はほかの病院の忘年会に呼ばれたため、メモすることできず。ということで今日は、アルコール分解酵素について前回しておこうと思ったメモ。
 お酒に強い、弱いはアルコール分解酵素が多い、少ないで決まるというのは今や常識。それは遺伝的要因ということなのだが、強いにしろ弱いにしろ、じゃあ最初の遺伝子はどこから来たのかということが疑問として残る。どうも日本の場合では、縄文人と弥生人の違いにあるらしい。縄文人は酒を飲んでいたが、弥生人は下戸だったのだという。(参照1参照2


 縄文人はいわゆる土着の人種、弥生人は大陸からの渡来人だというのが定説で、以前日本人のルーツをめぐるNHKの特集でもその説に則ってストーリーが組み立てられていた。木の実などを取って慎ましく生活していた縄文人の世界に、稲作や鉄鋳造技術などの高度な知識をもつ弥生人が入っていく。最初は、争いを知らない縄文人を攻撃的な弥生人が次々を襲っていくのだが、やがて共存社会をつくっていくという内容だったと記憶する。あまり上手ではないCGで、鉄製の矢尻が縄文人に次々と刺さり、彼らがばたばたと倒れていくシーンを思い出す。
 ということで、現在の日本人は、縄文系、弥生系、混合系ということにわけられ、アルコールの強い弱いも、どの系に入るかの一つの目安になるそうな。
 でもなんで弥生人は、アルコール分解酵素を持たなかったのだろうか。世界的にみれば、日本や韓国などのアルコール分解酵素をもっていない人がいる民族のほうが少ないようで、むしろなぜ分解酵素をなくしてしまったという疑問のほうが正しいのかもしれない。そしてここまでメモしてると、もう一つ疑問がわいてくる。あとで共存できるようなら、なんで弥生人は最初縄文人を襲っていったのだろう。
分 解酵素の喪失に関しては考えが及ばないが、縄文人が襲われた理由は、ひとつ思いあたることがある。
 酒を飲み交わしていた縄文人たちの場は、盛り上がっていたに違いない。それでもおだやかな連中のこと、静かにどこどこの木の実はうまいとか、あそこの魚は食べられないとかの話で、はしゃぎ合うぐらいが関の山だ。だがいつの世にも跳ね上がり者はいるもの。そいつは酒がまわるにつれ、じょじょに不埒になっていく。弥生人に対して抱いていた畏怖の念もどこへやら。そしてついに、そばを通りかかる弥生人を、踊りながら、こうからかったのだ。
 ヤ-ヨイ、ヤヨイ、ヤァーよいよい、ってな具合にね。
来週も2回、忘年会がある。気を引き締めねば。

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