思考実験

ゴーンさんの妻なら日本を出る。これは真である。
キャロルさんはきっと毅然とした女性なのだろう。一度窮地を脱して挽回のチャンスを狙うという、超エリートの妻ならではの判断だと思う。
逆に日本を出ないなら、そんな女性はゴーンさんの妻ではないのだ。

では、思考実験開始。
もし出ようか出まいかウジウジ考えるようなら、その女性はゴーンさんの妻でしょうか、それとも妻ではないでしょうか?
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だまし絵

子供らの中学入学祝いだからと、ちょっと財布のひもを緩めてみた。もちろんカミさんの英断だ。
場所はホテルのレストラン。


予約していた時間に行くと、横は5m、縦は3mはあっただろうか、壁に描かれた大きな絵の前にあるテーブルに案内された。上の2枚がその絵画で、1枚はカメラに入りきれず追加したものである。
食事を進める最中も、絵に目が行かざるを得ず、眺めていると、なんだか違和感を感じてきた。
絵のなかの同じテーブルにつく人も含め、その場の全員がお互い目を合わせておらず、奥のテーブルの男女の周囲との空間が変に狭く微妙におかしく、また右端の男性の影も気になる。

だれの作品か近くを通るスタッフに訊いても分からず、しばらくして責任者らしき男性が来ても、やはり分からないと頭を下げる。


画家のなんらかの思いが強くあらわされた絵なのかな、とひとまず納得し、話題が中学生活や制限されるオヤジの小遣いなどに変わったが、しばらくして、また絵の話に戻った。というのは、手前の女性が気になり始めたのだ。写真に撮ると、それもボロっちぃガラケイで撮っているせいか、そう見て取れないかもしれないが、女性の茶色の箇所だが、黒いコートをまとった女性の髪の毛のように見え、だとすると上の赤い帽子のようなものはなんだろうと疑問がわく。

よく知られた錯視の「少女と老婆」の先にある飾りのようにも見えるのだが、そう解釈を述べると、カミさんから違うと反論される。黒いコートを椅子にかけ茶色のコートを着た女性なのだというのだ。

なるほどそうだ。でも黒いコートを着たままの女性とした場合、コートを脱いだとした場合の女性の首は、肘をつく男性の手にも見えるではないか。むしろコートを脱いでいる女性だとしたら、上半身が奇妙に長くないか。そんな疑問を発したのだが、大蔵大臣は黙ったままだった。

結局、これはだまし絵みたいなものなのだろうか。
レストランだけに、客にいっぱい食わせようという魂胆なのだろうか、と首をかしげ、減らされる小遣いも気になりながら店をあとにしたのであった。

色あせる記憶

堂々と生きてきたからか、恥ずかしい記憶などほとんどない。あってもすべて黒く塗りつぶしているから覚えていない。おかげで人生の記憶は真っ黒だ。
ところで記憶は古い写真のように時間とともに品質が低下し色あせていくという記事があった。
「音楽祭に行き、好きなバンドを見たことを覚えている人もいるかもしれせんが、明るい舞台照明や低音の強さなど、その官能的な経験の強さは徐々に消えていきます」ということらしい。

うーん、あまりピントこないが、きっと、こうしたことではないか。
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忖度

塚田氏の下関北九州道路を巡る発言は以下のようなもの。
「吉田幹事長が私の顔をみて『塚田分かってるな。これは総理の地元と副総理の地元の事業なんだよ』と。私すごく物分かりがいいんです。すぐ忖度します」

これはいけないな。なにも分かっちゃいない。こんなところで忖度を使うなんてまるで素人じゃないか。
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肉食植物

この画像はネペンテス(ウツボカズラ)で、食虫植物もしくは肉食植物といわれるものだ。
植物が虫やカエルなども食べると聞いて、子供のころ俄然興味を抱いたのを覚えている。

生物とは進化の枝別れの中で、それぞれがそれぞれの優位性をもって進化してきたもので、たとえば地面から離れられない植物が空を飛ぶ生物より劣っているなどとはつゆもいえないことは、今は理解しているつもりだ。
しかし幼い頭のなかでは違っていたのだろう。おそらく勝手に進化上の位置決めをし、「下位」にいるものが「上位」のものに勝る面白さを感じていたのだろうと思う。

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エイプリルフール

エイプリルフールについて、いままでなにかメモを残していないか、「エイプリル」でサイト内検索したがなにもでてこない。ずいぶん前のエイプリーフフールに、カミさんが「このハゲ、アホ」と怒鳴ったので、おもしろい嘘をつく人だとメモしたと思ったのだが、記憶違いだった。
でもなにかメモしているだろうと、「フール」で再検索しようとしたが、よく考えると全部ヒットする恐れがあるのでやめた。
なぜこれほどまでにこだわるのかというと、ランカスター大学の自然言語処理学者がおもしろい研究をしてるからだ。
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