たてがみ


 昨日のNHKで、オスライオンのたてがみはなぜあるのかを検証する番組があった。初めの方に紹介する、首を守るためにたてがみはあるというダーウィンの説は実は違っていて、どうも謎を解く鍵は髪の色がポイントらしい、と話は進む。やがて実験を示し、メスはオスの黒い髪を好むということが明らかになる。その髪の色はテストステロンというオスのホルモンに支配されていて、結局それをいっぱい出していることを意味する黒髪を示すためにたてがみはあるんだというのが結論なんだけど。
 うーん、進化論のなかのこのいわゆる性淘汰圧というのは、いつ聞いてもなんとなくしっくりこない。

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玉手箱


 昨日パソコンショップに行き、本をなん冊か購入して遅蒔きながらJAVAとかscriptとかの勉強を始めた。この手の”学習”みたいなものを始めるとき、理解できないことに出くわすと、とりあえずそこはとばして次に進む。そこのところはブラックボックスにしておくわけね。
 このブラックボックスという言葉にまつわる思い出をひとつ。

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うわさ


 ガソリンスタンドで給油中のこと。窓を拭いてくれるというので締めると、おばちゃんと若い男の子が二人で拭き始めた。しばらくすると、なにやら布がガラスをこするのとは違う音がしているのに気づく。とぎれとぎれながらも聞こえてくる外の会話で、男の子のしゃっくりだと分かった。

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リンク


 今日ネットサーフィンしていると紀伊国屋出版の「ナレッジサイエンス」という本の紹介に行き当たった。そこにおもしろい文章があったので少し長いが引用してみる。
「統計物理では, さまざな格子上の頂点や辺がでたらめに結合してできる連結部分領域-中略-が,ある結合確率を境につな がって, 全体が1つになる現象について理論解析されている。
 例えば, 平面 内の点の場合, 平均で5本以上の辺を持てば,無限に広がった領域ができる. したがって, もし各人が確実に5人以上に話を伝えていけば,それは(あっ という間に)世間全体に広がってしまうのである.
 これを広告などの宣伝に 使えば効果は抜群であろうし(本書の内容のアピールにも出来れば協力して頂ければ大変嬉しいが),ウィルスなど悪意な目的に用いれば大きな被害を生む。

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怪文書


 今日医師会からこんな怪文書(下線はボクがつけたんですけど、文書はそのまんま)が全国を飛び交っているようだから注意しろというオフレが回ってきた。どの職種というわけではないが、まぁお金を持っていそうな人々に、「あなたすねに傷あるでしょ。秘密にしとくからお金出しな」というもの。

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宝庫


 最近このサイトのクリニックの方のQandAぽいのを作っていて今日、自動診断ソフトなんてあるわけないよなって冗談半分で探してたら、それらしきものに行き当たった。もちろん有料ソフトなのだが、岡山のお医者さんが作ったもの。その流れでその先生の所属する医師会のHPをながめていたときのこと。まず間違いなくその先生が作ったと思われるページがあった。”知識の宝庫”と題し「WWW
は言うまでもなく知識の宝庫である」と口火を切るそのページには医学検査がすばらしく詳細に載っていた。
 その文頭の文章が目に入ったとき、ふと思い出した本がある。今日はその本にまつわるメモ。

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イレッサ


 昼に友人の夫妻と話しする機会があり、最近ある健康食品を使用してるんだけど、どうなんだろうと聞かれた。詳しく内容を聞いて、まぁうさんくさそうだねとお答えした。その方たちも頭から信じていたわけではなさそうで、やっぱりといった感じ。
 健康の二文字が冠に付けば、なんでも商売になるのは、ひとつはやっぱり医療知識が普及していないのが原因だと思う。もちろん悪徳業者が悪いにきまってはいるのだけど。
 で、どこまでの似非医療が世の中通用するのだろうかというのが、今日のメモ。

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マニュアル


 今日のお昼、クリニックで薬屋さんのセッティングでスタッフを交えての薬の勉強会があった。スタッフの方々もきっと、それなりに参考になったと思うけど、途中ある医学的なことについてボクが薬やさんに質問すると、ちょっとその方が戸惑う場面があった。会社からの説明どおりやっているだけどといいながら、その方はしばらく考えておられた。
 で、今日のメモはマニュアルについて。

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注意力


 スポーツジムの固定バイクでの話。女性に多いようだが、雑誌などを広げてこいでいる人が結構いる。いつもはよく読めるなぁと感心しながらこっちはガシガシこいでるんだけど、昨日ぜひ読みたい本が手に入ったので、どうせならと、初めて本を持ち込んでみた。
 驚いたことに、部屋で読むのとあまり変わらないように文字を追うことができたんです。
 で、今日のメモは注意力について。
 昔、小学校でクレペリンテストというのをさせられたことがあったっけ。一桁の数字があらかじめ横に羅列してあり、その行は、一枚の紙の下の方までずーと印刷してある。合図と同時に上の列から隣り合う数の合計を列の下に書き、一定の時間がくると、次の行へ移るというもの。
 あれって注意力なんかを見てるですよね。詳しくは知らないけど、普通の人は最初、うーんとがんばって、途中でへばり、また最後のあたりでがんばり出すんでしょ。
 ネットでいろいろ調べたけど、この検査について分かりやすいサイトはここぐらいしかなかった。頭寒足熱は本当かということを、このテストやほかのもので評価してるんだけど。
 でも昔だったらそんな違いなんてまったく問題にならなかったんでしょうね。なんとなく世知辛い世の中。
 実際、そんな差なんて髪の毛の太さほどもないんじゃないかなとも思う。
 注意一秒、毛がいっしょっ、ともいうしねぇ。
 でもよーく考えると、やっぱこぎながら本を読む方が世知辛いか。二宮金次郎さんじゃあるまいし。
 なんか注意散漫なメモとなりました。

ハスの実


 今朝早く、以前からおつきあいさせて頂いている先生がやって来られた。福岡県の南にある地方都市で、ここ直方からは30分はかかるところに住んでおられるのだけど、なにやら近くに用事があったからついでに寄ったとのこと。台湾にいっていたから、そのおみやげを、ということで頂いたものは、ハスの実のお菓子。昼にスタッフととてもおいしく頂いたが、なにげなく、箱の裏をみると漢字、英語、日本語で説明が書いてある。
 で、今日のメモは表意文字と表音文字について。
 日本語では下のような内容が書いてあったんだけど、数えてみると中国語65文字、日本語118文字、英語166文字であった。比に換算すると1対1.8対2.5になる。いうまでもなく英語のアルファベットとか日本語のカナやひらがなは、それだけでは意味をなさない表音文字、漢字は意味を表す表意文字。日本語はどちらも使う言語となっているだけど、この比率からするとむしろ表音文字に近いものなのだろうか。
 下の内容にはカナはまったく使われていないが、外来語のカナとしての日本語が増えている状況をみて、ますます表音文字化しているのかもしれない。
 だからどうっていうわけじゃないんだけどね。でもね、出美留参上四露死苦なんて書くやつらがいるから、差し引きゼロっていう気もする。
 ところで、もう亡くなられた自分が診ていたエイズ患者さんの思い出を、涙しながら話される先生の姿をみたことがある。ハスの花ことばを引くと、純真・清浄・高潔・ぴゅあな心
、と出ていた。


箱の裏に記してあった文章
「本品は天然新鮮なはすのみを主材とし、当社独自の技術で製造味付した製品です。合成保存料は一切使用しておりませんので、開封後は早日にお召し上がり下さい。直射日光が当たらない、開封後は冷蔵庫に保管してください。成分;蓮子、果糖、調味料。重さ、賞味期限は袋に表示しています」(正確に写しています)