PRIDE

 夜、総合格闘技「PRIDE}(プライド)の試合が放映されていた。見るの初めてなんだけど、なんでもありのほとんどケンカといってもいいほどの競技。会場には4万人があふれていて、よほどの人気スポーツみたい。
 格闘技ってもともと好きな方だからついつい見入ってしまい、ときには選手の一挙手一動につい声が出てしまう。観衆も同じようにどよめているし、ヒトってよっぽど戦い好きなんだなぁとつくづく思う。
 世の中、こんなことだから平和じゃないんだとかというつもりは、もちろん全くなし。きっとみんな強い者にあこがれてるんだと思う。


 でね、気づいたことなんだけど、負けちゃった桜庭さんとか、対戦相手の目をじっと見つめることができないみたい。ここ直方出身の綱に届きそうで届かない大関、魁皇(かいおう)なんかもシキリのとき、さっと目をそらしちゃうもんね。あれじゃ闘う前から相手から小馬鹿にされるに決まってる。
 英語では臆病者のことをチキンっていうから、こんな風。
 ケンカ勝つ気? プライドチキン
 もちろん鶏の太モモの唐揚げ、ムシャムシャ頬張りながらいわれるわけ。
「あ、これ? ケンカーッキ プライドチキン」ってね。

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