女性の胸

　　興味ある内容がネタ元に掲載されていたので、訳してみた。

　新たな研究で、男性にとって女性の胸を見つめることは健康によく、男性の寿命を延ばすものであることが明らかになった。
　１０分間女性の胸に色目を使うことはスポーツジムで３０分鍛えるのに相当する健康をもたらすという。
　２００人の男性を５年間追った結果判明したもので、胸の大きな女性を毎日あこがれをもって見ていた男性は、毎日見なかった男性と比べ血圧が下がり、心臓病も少なく、脈も遅くなっていた。
　研究を担っているドイツの　Kren WeatherbyKren　医師は　New England Journal of Medicine　にこう寄稿している。
「豊満な女性の魅力を１０分間見つめることはおおざっぱではあるが、３０分のエアロビクスに匹敵する」
「性的興奮は心機能を高め、血液循環を改善する」
「女性の胸を見つめることは男性をより健康にすることは疑いない」
「われわれの研究は、毎日数分間こうした行動を取ることで脳卒中と心臓発作を半分に減らすことを示している」
「これを続けることで平均的な男性は寿命を４年から５年延ばすことができると信じている」

　おお、そうだったのか。New England Journal of Medicine　といえば信頼のおける医学雑誌だ。毎日優に３０分はそうした行為に時間を費やしているものとしてはうれしい限りである。１０年以上も長生きする計算になるではないか。これからはさらに研鑽を積まねばならないな。
　そう喜んだのもつかの間、実は一種の都市伝説としてネットで流れている情報らしい。それだけでなくそこにあるほかの人のコメントには「３０年前のニュースだよ」とも書かれている。
　３０年前といえば脂ぎった若造としてどんな凹凸にも意味を与えてたころだ。もしそのときにこの話に触れていたら、不老長寿に触れた気になっていたかもしれない。
　でもガセネタなんだと。New England Journal of Medicine　にはそんな報告はないんだと。
　一瞬ふてくされたが、でも実際のところはどうなのだろうか。
　よく考えると色気が寿命を延ばすなんて、なんだかありそうなことではないか。
　男にしろ女にしろ、ストレスなど身体に悪いものが溜まっているのが現実だ。心やすらぐ異性の体の観察は、それを自分の身体にとって、なにかしらいいものに変えている可能性はないだろうか。
　精神的なものかもしれない。だが、それでも身体に悪いものがいいものになる、一種の変換が起こっていることはないだろうか。
　もしこれが本当だとしたら、女性の胸を見つめる行為をこう呼びたい。

ネタ元
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