コロナファイターズ参上

神奈川県知事がコロナ感染に対して頑張っている医療従事者を「コロナファイターズ」と呼び、「がんばれコロナファイターズ」とエールを送っている。

武漢やイタリアの、医療関係者の疲れ切った絶望的な訴えの映像を見ていると、同業者として心底心が痛む。
厨房が破壊されたレストランでどう料理をすればいいというのか、リフトが動かない自動車修理工場でどう車を直すのか。

医療崩壊とは医療を構成するあちらこちらが破壊されること。人手やベットやくすりや人工呼吸器や、いわゆるコロナに対する武器がない状態でどう戦えばいいのか、かれらの苦悩が手に取るように分かる。

でも、コロナで困っている人がいれば、コロナファイターズとしては動かざるを得ない。どう動くけばいいのか分からずとも、彼らは本能的に動き始めるのだ。

この日本でも同様の事態が起こるかもしれない

「助けて、コロナファイターズ」そんな声が届けば、きっと多くの医療労働者はその声の元に馳せ参じることだろう。
「ようし、待ってろ、今助けに行くぞ・・・コロナファイターズ、・・・惨状」
ってなことになる感染爆発は絶対に避けねばならない。