題名


 前にメモした医師会報に載せる原稿ができたので、スタッフに無理をいって見てもらった。医師会からは健康についての雑文を書くように指示されてて、副題は勝手につけろというもの。題名を書かずに渡した原稿を、時間が空いたときに目を通してくれたようで。みなさんから結構いい評価を頂いたんだけど、この原稿に関連したできごとが今日のメモ。


 このクリニックでは、薬の問屋さんが毎日薬を持ってきてくれる。そのとき製薬会社のちょっとしたおまけみたいなものが付いてくることがある。ほんとにグリコのおまけみたいなものなんだけど、今日のは先端にブラシがつき、ゴムの部分を押さえるとブラシの間から空気が出て、キーボードなどについたホコリを吹き飛ばすようなもの。受付のパソコンのキーボードはカバーがしてあって、そんなもの必要ないのだが、なんだかスタッフの一人の方が気に入られたようでして。
 患者さんが途切れたとき受付に行ってみると、その方がカバーしてあるキーボードに、そのおまけのヤツでパコパコと風をふきかけておられる。よほど気に入られたのかと思い、よかったらどうぞとお持ち帰りを勧めたが、そこまではなかったのか、「いいです」とのことで、机の上に戻された。
 で、読んでもらったついでに題名のお知恵をスタッフのみなさんからもらおうかなと、「なんかいい題なあい?」と原稿を指さしたときのこと。原稿がおまけのそばにあったのがいけなかったのかもしれないけど、気に入っておられたスタッフの方が、「これのですか」と指さしたのはそのおまけ。
 たしかに製薬会社の名前しか書いてなく、おまけでも、なんという名称か分からないのはまずいのかもしれないけど…。よっぽど気に入っておられたんだなぁと思ったわけで。
 ちなみにその方からは、すてきな原稿の題名をいただき、ボクはそのおまけに「パコパコフー」という題を差し上げました。

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