安普請

 今日は診療の終わり時間に近くになって大雨が降り出した。このあたりに注意報が出るほどのものでして。で、初めてのことなんだけど、待合いのところのガラスと天井の間から雨水が漏れ初めて。
 ガラスといっても壁一面に張ってあるもので、建築業者に連絡すると外のパテがはがれているんじゃないかということらしい。


 建てるの、結構高かったんだけどなぁとか思ったけど、まぁ築十年も経ってるから仕方ないかとすぐ気持ちを切り替える。で、その雨漏りの状態はというと、タオルを下に敷いてもとても間に合わないほどのもの。どうにかしなくちゃといろいろ考えたあげく、思いついたのがある手術用の器財で間に合うかもってこと。
 なかなかイメージに訴えるのはむずかしい形態なんだけど、ようするに大きなビニールの袋の下にホースがついているようなもの。雨漏りの箇所は三箇所あり、うち程度がひどい二つに、そのビニールで雨水を受けられるよう、器財をガラスにガムテープで張り付けホースをゴミバコ用の大きなポリバケツへ垂らす。もう一つはさほどひどくなく通常の大きさのバケツを用意。でもちょっとバケツと壁との間にすき間ができるためうまくいかず、底に穴を開けた点滴用のペットボトルをバケツの上に取り付けてうまく集められるように工夫した。
 スタッフと一緒にしたんだけど、うーんなんか夏休みの工作をやっているようでワクワクしたりして。
 きっと写真でも撮ったりしたらその題はこんなんかな。
 やすぶしんで、あそぶシーン。
 でもこのクリニック、だんだん壊れてきたのかなぁ。安全のためにと、スタッフにヘルメットを義務づけたりすると、やっぱり患者さん、来なくなるだろうなぁ。

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