矢沢

今日スポーツジムの固定バイクで汗を流していたときのこと。普段はフロアーにある大型テレビ画面にはスポーツ系の番組が流されているのだが、どういうわけか矢沢永吉のライブコンサートが映し出されていた。音楽は嫌いな方ではないので、ペダルを漕ぎながらもつい見入ってしまう。ジムのスタッフによれば矢沢の還暦コンサートとのことだ。
キャロルなんてのは不良のするものだとオトナから諭された記憶があるが、キャロルを聴かなくても不良中年になったわけで、いい加減なオトナがいうのもなんだけど、結局オトナというのはいい加減なものなのだ。


ということで若かりし矢沢の印象というのはそれほど強くないのだが、相変わらずのもったいぶった素振りの中年になった矢沢というのは、なんとなくキャロルを捨てきれないおっさんのイメージしかなかった。
とくにそれを印象づけたのはブラビアというTVのCM。首から上が本人でほかの人がムーンウォークしている画像と合成しているということらしいが、あれはどう見ても志村けんの動きだ。

よくもまぁ矢沢事務所からクレームが付けられないものだと、CMが流れるときはいつも思っていたのだが、それがどうしてどうして、ジムで流れていた還暦の矢沢はメチャクチャにカッコイイではないか。
少しバンドをやっていたこともあってか、なんだかまた音楽に触れてみたくなった。そんなわくわくした気持ちを抱きながら、帰りの途についたのだが、駐車場に止めていた車のエンジンをかけたとたん、「おもちゃのチャチャチャ」がスピーカーから流れ出した。
ジムに行く前、子供たちと出かけた際にぐずり始めた彼らをなだめるためにかけたCDがそのままになっていたのだ。
ああ、そうだ、双子のパパだった。矢沢なんかにはなれない。時間よ止まれ、というか戻れ、ってな複雑な気持ちになるのであった。


帰宅後、腰を少しひねり、片方の手をその腰にかけ、片方の腕を伸ばしその先の手の指を突き出しながらの自分的矢沢ポーズを取って、カミさんに誰だか分かる?と訊いたら、「ほらほら、少年よ大志を抱けの…誰だったっけ?」といわれました。

3 Replies to “矢沢”

  1. 子供らの都合に合わせてジムに行ってます。
    子供らの都合に合わせてバンドができればいいんですがねぇ。

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