おばさん


 ジムで久しぶりにボディシェィプなるものをやった。自分の力に合わせて適当におもりを選び、重量挙げのようなバーの両端につけ、上げ下げやスクワットなどいろんなパターンの動きをするエクスサイズ。コーチを前に、20人ほどが彼に従って1時間ほど汗を流すのだが、ときどきご一緒するおばさんには、敬服してしまう。おもりはおよそ1Kg、2Kg、4.5Kgの3種類(もとはおそらくポンド表示みたい)あって、エクスサイズのパターンによっていろいろ自分で変えるのだが、そのおばさんは、いつもボクより重いおもりをつけておられる。そんなに力があるようには思えないのになぁ。


 でもよく考えると、平均すると確かに男性は女性より力があるのだろうが、何百万の男性より力のある何百万の女性がいるわけで、こうしたボクの思いは女性に対する偏見が根っこにあるのだろうか。
 そもそも、ボクは男性一般のなかで一体どのくらいの筋力があるのだろう。筋力の大きさの統計を取ると、きっとベル型の山なり曲線を描くと思うが、真ん中あたりか、もしくは少し上あたりじゃなかろうか。
 ということで、を描いてたら実際ボクより力のある女性は、そう多くもないような気がしてきた。もっとも図の男と女の平均の違いが、どれほどあるのかによってかなり違ってはくるのだが。それでも図を見てるとベル型の一つの群で、平均より上というのは、それより劣る群のなかでは、かなり上に位置するというのは事実に違いない。
 だとすると、おばさんは女性のなかでは、そうとう上に位置するということだ。一緒にやっているメンバーはなにもいわないが、きっと内心では女性も男性も、おばさんのこと、すごいと思っているに違いない。わっせわっせと、結構周囲に威圧感与えながらやっておられるもんなぁ。

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