ゆがみ

「地球の質量が周囲の時空をゆがめている様子を、初めて直接検出する」計画があるらしい。
「巨大な質量をもつ物体の周囲では時空がゆがんでいる」かもというのは、アインシュタインが予測したことで、いろんな観測から、まぁそうなんだろうねってことになってるみたいだけど、それのダメ押しをしようというわけね。

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天動説

 小学生の4割が「太陽は地球の周りを回っている」と思っているというニュースより。
 北海道の小学校の小学生に、「地球は太陽のまわりを回っている」「太陽は地球のまわりを回っている」という2つの文章から正しいものを選ばせたら、41%が“天動説”を選んだそうな。

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割れ思う

 デカルトの有名な言葉に、「我思う、ゆえに我あり」というのがある。これをごく単純な記号に直し、遺伝情報として植物の中に入れる人がいるそうな。
 なんでも、以前にも「蛍光うさぎ」を同じような遺伝子操作で作ったとのことで、芸術として世に出しているとのこと。ただしほんとに「蛍光」遺伝子が入ってるか、かなりの眉唾ものなんだけど。

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抽象化

 この間、メモをさぼってたいいわけを少々。
 一番の理由は、クリニックの人的体制が変わったこと。零細家内工業的医療機関としては、一人でも欠員が出ると、残されたスタッフへの肩の荷が極端に大きくなる。で、院長も現場に出ざるをえなくなってしまって。
 しかも月初めというのは、前月の医療行為の請求書づくりをしなくてはならない時期で、動員時間も延長する。

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サブリミナル

 サブリミナルというのが、最近テレビで使われたというので騒がれている。
 サブリミナルとは、見る者が分からないほど、流れる映像に一瞬だけ意図した画像を流し、深層心理に訴えようとするもの。
 昔読んだ本では、映画館でコーラを飲むシーンを入れたら、休憩時間にコーラの売れ行きが伸びたというのがあったけど、実際のところその効果については、議論があるところと理解している。

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技術屋

 貝を使って海の状態を調べようというニュースより。
 アコヤガイは「通常は10分間に1回だけ貝殻を開いて1分ほど呼吸する」けど海が汚れてくると、長く深呼吸し始めるそうな。ということで貝にセンサーを付けて開閉を観察すれば、赤潮を初め、海が汚れてくるのを早く察知できるんじゃないかということで開発されたもの。
名付けて「貝(かい)リンガル」。

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すき間

 容器に入れるときは、球を少しつぶしたマーブルチョコみたいな形の方が、球よりたくさん入りますよってニュースより。
 ものを器に入れることは、当然昔からやられてきたわけで、どういう風に入れればたくさん入るかというのは、これも昔から考えられてきたこと。

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立体視

 片目で見れば立体視ができる待ち受け画面が登場というニュースより。
 ものが立体に見えるというのは、両眼視差といって、近くは目の焦点が合いにくく、遠くはそうでないということによるものと漠然と思ってたけど、よーく考えると、片目をつむっても平面に見えるってことはないから、それだけじゃないのね。

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バクテリア

 バクテリアでミサイルの原料を作るという科学ニュースより。
 ミサイルの原料のブタンをバクテリアに作らせるという研究が進んでいるらしい。現在1ポンドのブタンを作るのにおよそ40ドルかかるけど、バクテリアでの製造が可能になると15ドルで作れるようになるという。
 まだ、ミサイルを推進させるのに十分なブタンを作ることはできてないけど、3年以内には実現できるんじゃないかとのこと。

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