記憶と睡眠



 最近記憶力が落ちてきた。アボガドロ定数がどうしても思い出せない。最初から覚えていたのかどうかの記憶もあいまいになってきている。
 なぜなのか考えていたら、近頃ぐっすり眠れていないことがその原因かもしれないとの思いにいたった。 
 ベルギー大学の研究者らが睡眠と記憶の関係を明らかにする糸口をつかんだという記事を読んだからだ。

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落下実験



 いつもオチを考えてからメモするようにしている。だが今日その必要はなさそうだ。記事のテーマが”落ち”そのものだからだ。
 ヒューストンのベイラー医学校の研究者が行った実験は恐怖に満ちたものだった。被験者の一人は今まで経験したなかで一番怖かったと語っている。それもそのはず、被験者は45mの高さからロープなしで後ろ向きに飛び降りるのだ。約3秒間の落下は時速110kmの速さにも達する。

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コンピュータトレーナー

 来年から特定健診という制度が始まる。健康保険の給付対象を今まで病気だけに限っていたものを、予防にも当てようというものらしい。
 そこで登場するのが、生活習慣病予備軍といわれる人たちへのフォローアップだ。医療機関からメールや電話や訪問などで食事や運動などうまく予防に対処できているか、定期的に問い合わせられることになる。

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立体スキャン


 英国で顔の立体スキャンによる診断法が開発されようとしているという記事があった。
 顔に特徴をもたらす遺伝子の病気がある。有名なところではダウン症候群だろう。ネットで拾った表現を借りると「頭が小さく、顔は広く扁平でつり上がった眼と低い鼻をもつ傾向がある」といった具合だ。

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中脳

 日々、恐怖を感じながら生活している。
 むずかしい質問をしてくる患者を恐れ、むずかしい顔をしているカミさんを怖わがりながら生きているのだ。
 だがこの恐怖という感情は頭のどこで感じるか知っておられるだろうか?え、知らないって?
 では短いけどメモしてみよう。

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メタボリック症候群


 メタボリックとは代謝という意味だ。つまりメタボリック症候群とは代謝症候群ということになる。
 狭義には、誰か”代”わりにカミさんに”謝”ってくれという院長の症候群であるが、一般的には高脂血症、糖尿病、高血圧症など昔でいう生活習慣病を意味している。
 ではなぜわざわざメタボなどというようになったのか。それはこれらの病気の概念が少し変わったからだ。これらの病気の源流に肥満があると考えられるようになったのだ。つまり肥満に伴う症候群というわけだ。

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 骨のある奴も、魚の小骨が嫌いな奴もみんな持っている骨の数は一緒だ。体にある200個ちょいのその骨たちは体の形を作り上げている。
 だがそれだけではない。ほかにも骨は血液を作るなどの仕事をしている。
 まぁ世の中そんなこともあるだろう。院長がメモをするだけでなく医療行為をしているのと同じだ。
 だが骨がホルモンを作っているとするとどうだろう。この業界にあまり関心のない人は驚かないかもしれないが、これはとてもびっくりするようなことなのだ。院長が実はサルだったというのと同じぐらいびっくらこいてもいいほどの話だ。

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BMI


 BMI(ビーエムアイ)とは体重kgを身長m×身長mで割った数値だ。肥満を表す指数で増えると肥満の傾向にあることを意味する。そのBMIを使って人間関係と肥満の関連を明らかにしようとした研究の記事があった。
 フラミンガム研究という業界では有名な研究がある。米国のフラミンガムという地域に住む人たちの健康状態をいろんな検査をしながら30年以上にわたって追ったものだが、今回の研究はそこでのデータを利用したものだ。

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