頭(かぶり)

クビを構成する骨、頸椎の配置は英語のCをビローンと延ばしたような少し前に傾いた状態が正常である。それが加齢やとくにスマホの普及による猫背での姿勢のためにCがまっすぐになったり(いわゆるストレートネック)、あるいは逆Cになり、肩こりなどの原因となる。
“頭(かぶり)” の続きを読む

レセプトオンライン障害

医療は決して仁術だけではない。その証拠に医療行為はお金に換算される。
医療機関は前月の合計明細書を月初めに保険者に送って、それを完結するのだが、数年前からそのやり取りはネットを使うようになっている。
そのネットが昨日繋がらなくなった。保険者のHPでは原因不明の障害が起こっているとのことだった。
“レセプトオンライン障害” の続きを読む

アングリーマネージメント

足が短いせいか、気も短い。だからだろう、医学雑誌にのっていたアングリーマネージメントの記事に目が行った。
なんでも怒りを感じたときに6まで数えるといいらしい。
短い記事だったので、なぜ6なのかその根拠はどこにも述べられていなかった。

きっとそうしないと、ロクでもないことが起こるからだろう。
と、こんなことをメモしている自分にまた腹が立ってくる。

遺伝子

進学先も決まり双子の子供らが中学卒業モードに入った。長い休みの時、ときどきテーマを決めて話をすることがある。これから先、科学の本を読む際に役に立つだろうと思い、遺伝子の話をすることにした。ここ数日その準備を始めている。

“遺伝子” の続きを読む

ウイルス変異

週に1度、家族を忘れ深くものごとを考えられる時間が持てる。
理由はさておき、一人になれるのだ。普段の、ビールの銘柄に迷うような下世話な考えとは異なる深遠な世界に入ることができる。
今宵もさっそく銘柄をエビスに決め深い考えに陥った。

なぜコロナはすぐに変異するのか。
“ウイルス変異” の続きを読む

「スピルオーバー」

この「院長室」のメモに決定的に不足していることは、合理性とそれに基づく信憑性のある創造的な表現だ。
だからこそルポルタージュ作家には大きな敬愛の念を抱く。
なかでも「スピルオーバー」を上梓した米国人作家、クアメンさんはピカ一だと思う。
街ですれ違えば、きっと気づかないだろう。写真を見ても顔を見たことがないから分からないと思う。
でも本を読めば、クアメンさんが隣にいるような気持ちになるはずだ。
“「スピルオーバー」” の続きを読む