甲申

 書道の先生をされていている患者さんから、毎年大きな紙に年始の挨拶を書いていただいている。その中に書いてあったんだけど、今年は、干支(えと)、十二支の勘定で甲申と書いて「きのえさる」という年らしい。
 干支や十二支という年の数え方、なにやら占いなどにルートを持つみたい。物事の帰結を神様や人のせいにせず、なるべく自己責任のなかで人生を全うしようと考えてるものとしては、ほとんど興味がないんだけど、そうはいっても通常、サル年としかいわないのに、その上に「きのえ」がつくとはどういうことなのか、この際、調べてみたのでご披露しようかと。

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謹賀新年

 今年も残すところ、あと三日。ようやく年賀状を書き終えた、というか印刷し終えた。
 何百枚かの年賀状は、大きく二つに分類される。一つは先輩医師など仕事関係に出す分で、丁寧な言葉で書いているもの。もう一つはかなり普段の語り口調で表現しているもの。

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オペラ座の怪人

 オペラ座に隠れ住んでいるオヤジが、クリスティーナという若い女の子に歌の手ほどきをする。そのオヤジ、少し悪魔がかっていて、かつその子にホレている。
 でもクリスティーナは他の若い男をすきになっちゃうのね。で、オヤジ怒り狂って、オペラ座の役者を殺したりし始め、最後にその若い男を人質にとってクリスティーナにこう迫るわけ。
「オレを嫌えばこいつを殺す」、オレか男か、さあどちらかを選べって。

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福岡国マラソン

 今日、福岡国際マラソンがあった。福岡に行く所用があり、では一緒に走ってみようかと。
 コースは市の中心部から東に行き、そこで折り返すもの。その折り返しの辺りで、往路の選手を見ようと、反対側の沿道を走る。いままで中継ではよく見てたけど、真近でみるのは初めてのことでして。

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進路

 あまり経験したことがない相談事があったのでメモしとこうかと。
 昨日ボクより少し年下の親しくしている先生から電話があった。二ヶ月ぐらい前に、近くの高校生が進路を決めかねているからといってその先生の診療所に来たそうな。その学生、以前に診てもらったこともあるともいうので、先生は記憶にはなかったけど相談に乗ってあげたのね。
 なんでも高校一年生で選択の一つに医者も考えているとのこと。で、その職業の将来の展望を現場の医者に直接聞いてみようということらしい。

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 今日は山陰の萩市に来ている。明治維新の中核を担った人物を多く輩出した街で一度行ってみたかったので、連休を利用しての小旅行。
城下町を散策すると驚いたことに高杉晋作やら木戸孝充(最後の字が出ない)なんかはほとんどお隣りさん同士ってカンジで暮らしてたみたいなのね。

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デジャブー

 昨日のメモの続き。結局車のバッテリーがどうにか回復した後、わいわいと帰宅の途についた。しばらくしてメーターの横の時計を見るとレースが終わってから2時間ほど経過した時刻を指している。
 で、「え、もうこんな時間なの」という会話になったの。というのはみんな感覚的には1時間ぐらいしか経ってないような気がしてたんで。時間が経つのって早いねぇと感心してた。

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抹茶アイス

 また連休中の大型ショッピングモールでのメモ。名前は覚えてないんだけど、横文字のチェーン店とおぼしきソフトクリーム屋さんがあったのね。見てるととてもおいしそうで、並んでいる数人のお客の最後尾についた。
 そこからでもショーウインドウがながめられ、ストロベリー、チョコ、ブルーベリーなどなど、見てるだけでよだれが出そうなアイスがおいでおいでをしている。で、なんにしようかと迷っていると、たちまちのうちに順番が回ってきた。

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